グルカゴン様ペプチド(GLP)-1受容体作動薬は、血糖降下作用だけでなく、心血管イベント抑制や体重減少作用が期待されている注射薬である。1週間に1回の注射で済むウイークリータイプや、注射針が装着され1回使い切りのオートインジェクター注入器となっている製剤がある点でも注目されている。近日中にも、国内で新製剤が登場する見込みだ。
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著者プロフィール
能登洋(国立国際医療研究センター病院 糖尿病・代謝・内分泌科 医長)●のとひろし氏。東大医学部卒。同大附属病院、ベス・イスラエル医療センター(米国)、東京厚生年金病院、テキサス大サウスウェスタン医療センター(同)などを経て、2009年から現職。10年から東京医科歯科大臨床教授。

連載の紹介
糖尿病治療のエビデンス
近年、糖尿病治療に関するエビデンスが急増しているが、統計学的解釈が誤っているために正しく理解・活用されていないことが多い。エビデンスは玉石混交であり、“石”のエビデンスにだまされてしまうことすらある。この連載では、2型糖尿病治療における“真”のエビデンスを知り、それを日常臨床に役立てるためのノウハウを紹介したい。
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