2014年に日本でも発売され、エビデンスも続々発表されているナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬。当初は尿路性器感染症や脱水、皮疹・紅斑のリスクが懸念され慎重な出だしだったが、エビデンスが集積し日本糖尿病学会からの注意勧告も若干緩和され、処方数は急増している。
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著者プロフィール
能登洋(国立国際医療研究センター病院 糖尿病・代謝・内分泌科 医長)●のとひろし氏。東大医学部卒。同大附属病院、ベス・イスラエル医療センター(米国)、東京厚生年金病院、テキサス大サウスウェスタン医療センター(同)などを経て、2009年から現職。10年から東京医科歯科大臨床教授。

連載の紹介
糖尿病治療のエビデンス
近年、糖尿病治療に関するエビデンスが急増しているが、統計学的解釈が誤っているために正しく理解・活用されていないことが多い。エビデンスは玉石混交であり、“石”のエビデンスにだまされてしまうことすらある。この連載では、2型糖尿病治療における“真”のエビデンスを知り、それを日常臨床に役立てるためのノウハウを紹介したい。
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