日経メディカルのロゴ画像

第9回
ピオグリタゾンの大血管症予防効果に関する日本人対象のランダム化比較試験がある。〇か×か?

2014/03/04

 経口糖尿病治療薬として今回はピオグリタゾンのエビデンスを吟味していこう。血管合併症予防に関するエビデンスの有無に基づいた糖尿病治療薬選択を推奨している国立国際医療研究センター病院による糖尿病標準診療マニュアル(図1)1)では、ピオグリタゾンはステップ2のオプションとして位置付けられている。

著者プロフィール

能登洋(国立国際医療研究センター病院 糖尿病・代謝・内分泌科 医長)●のとひろし氏。東大医学部卒。同大附属病院、ベス・イスラエル医療センター(米国)、東京厚生年金病院、テキサス大サウスウェスタン医療センター(同)などを経て、2009年から現職。10年から東京医科歯科大臨床教授。

連載の紹介

糖尿病治療のエビデンス
近年、糖尿病治療に関するエビデンスが急増しているが、統計学的解釈が誤っているために正しく理解・活用されていないことが多い。エビデンスは玉石混交であり、“石”のエビデンスにだまされてしまうことすらある。この連載では、2型糖尿病治療における“真”のエビデンスを知り、それを日常臨床に役立てるためのノウハウを紹介したい。

この記事を読んでいる人におすすめ