日経メディカルのロゴ画像

下痢にさせない! 便秘薬のローテクな選び方

2019/12/10
西野徳之(総合南東北病院消化器センター長)

 全ての診療科の医師が診断し、治療しなければならない慢性便秘症。前々回の「臨床推論に使える乙女便秘とフレイル便秘」では、腹部単純X線検査を活用して、便秘の病態(重症度)を確認した上で治療することの大切さを述べた。前回の「経口薬処方だけで帰すと危険な『鋳型便秘』」では、直腸に硬便が詰まっているときに漫然と経口薬の処方で済ますのではなく、初期対応として摘便浣腸をすべきであることを解説した。

 今回は、初期対応を終えた後の処方の組み立て方と、服薬指導のコツを述べる。

連載の紹介

西野徳之の「実践! 消化器ローテク診療」
コモンディジーズの中に危険な症例がふと紛れ込んでいる消化器領域では、腹部単純X線や便培養といった地味でも非常に重要な“ローテク診療”が力を発揮します。著者が経験した症例とともに、日常診療のルーティンを見直すヒントを紹介します。

この記事を読んでいる人におすすめ