ヤスダさんは65歳の男性。若いころから凄腕の外科医として活躍し、45歳の時に、手術室の看護師だった15歳年下の妻を迎えた。その後、50歳で一人娘を授かり、自身は大学病院の外科部長として順風満帆な人生を送ってきた。しかし、60歳の時に大腸癌が見つかり、手術を受けたが、その3年後に再発。抗癌剤治療を繰り返し受け手きた。大学病院での抗癌剤治療を受けながら、再発直後から緩和ケアは自宅の近所にある、Dr.ニシの外来に通院。当初は本人のケアよりも、妻の不安が強いことから、看護外来や、健康相談ができる施設、「暮らしの保健室」など院内外の資源を用いて家族のサポートを行った。

グリーフケアは病棟だけでは完結できないの画像

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