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Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」

第13回
認知症予防の「社会的孤立」の本当の意味って?

2017/12/13
西智弘(川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター)
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 Dr.ニシには祖父がいる。小学校の教師を務め、定年退職後も町会長など地域に頼まれた仕事を黙々とこなしてきた祖父だ。そんな祖父も80歳を超えたあたりから、町会長などの仕事を断り、自宅にいる日が多くなった。 Dr.ニシは心配をしていた。快活とは言えないまでも、朗らかで誰にでも優しかった祖父が、このまま自宅に引きこもって、身体機能が落ちたり、認知機能が衰えたりしないか――。ある休日、これまた年老いた猫と一緒に、ぼーっと庭を見ている祖父に、Dr.ニシは話しかけてみた。

著者プロフィール

西智弘(川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター腫瘍内科/緩和ケア内科)●にし ともひろ氏。2005年北海道大学卒。家庭医療専門医を志し、室蘭日鋼記念病院で初期研修後、緩和ケアに魅了され緩和ケア・腫瘍内科医に転向。川崎市立井田病院、栃木県立がんセンター腫瘍内科を経て、2012年から現職。

連載の紹介

Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」
多様な患者さんの姿をユニークに捉え、楽しみながら高齢者診療を行う宮森正氏の「経験から得た言葉や技術」を、それを支えるエビデンスと共に愛弟子の西智弘氏が綴ります。腫瘍内科と緩和ケアの統合を目指し、腫瘍内科・緩和ケア・在宅診療を、ケアセンター科が一括して担う川崎市立井田病院ならではの取り組みも併せて紹介していきます。

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