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白内障向け画像処理技術やコントラスト強調機能を搭載
無散瞳型デジタル眼底カメラ、キヤノンが発売

2015/04/15
小口 正貴=スプール

無散瞳型デジタル眼底カメラ「CR-2 AF」(※クリックで拡大します)

 キヤノンは、無散瞳型デジタル眼底カメラの新製品「CR-2 AF」を2015年4月15日に発売する。無散瞳型デジタル眼底カメラは、赤外光で観察することにより、瞳孔を開く薬の点眼を必要としないもの。

 新製品は、世界初(同社)をうたう白内障向けの画像処理技術や、同社初となるコントラスト強調機能を搭載し、より鮮明な撮影を可能にした。45度のカラー眼底写真も撮影できる。

 白内障向けの画像処理技術では、中間透光体(角膜、前房、水晶体、硝子体)の混濁により、眼底の状態がわかりにくい眼底画像に対し、撮影後に「明暗」「色味」を比較して調整を行う。視神経乳頭や網膜の血管を見やすくした画像を提供可能とした。

 コントラスト強調機能では、血管と網膜など、血管以外の周囲の「明るさ」「赤み」の差を強調することで、血管を際だたせることができるという。これにより、血管、視神経乳頭辺縁部の形状、黄斑部などの特徴の視認性が向上する。

 従来機種「CR-2」にも搭載済みの被検眼に応じて露出を自動で調整するAE機能に加え、観察時の前眼/眼底自動切り替え機能、焦点を自動で合わせるオートフォーカス機能、適正な位置・タイミングで自動撮影を行うオートショット機能を新搭載し、全体的に機能を強化。これにより検査時間の短縮、効率的かつ容易な高画質眼底画像の撮影を可能とした。

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