皆さん、「NDB(レセプト情報・特定健診情報等データベース)」をご存じでしょうか? ここ数年の間に、厚生労働省により様々な保健医療のデータベースが構築され、医学研究者や行政官、そして一般の方も入手可能なデータが増えてきています。この連載では、その中で、世界最大規模の医療データベースにして、日本国内での活用が最も進んでいる「NDB」に注目し、医療データの見方と活用法を紹介します。

 今すぐ手元のスマホかPCで「NDBオープンデータ」と検索してみてください。厚生労働省のウェブサイトにたどり着けたでしょうか。そこには大量のデータが公開されています。この誰でもアクセスが可能な「NDBオープンデータ」を用いて、様々な診療科領域の「男女別と年齢階級別分析」と「都道府県別の地域差分析」の実例をシリーズで示していきます。

 データは豊富ですが、あまりに膨大なため、自分1人でデータを読み込むのはしんどいものですが、読み方のコツを押さえれば、日本の医療の現状が丸見えになります。そこのところを、元・厚労省医系技官でもある私が解説していきたいと思います。

「若い女性にバルプロ酸」処方していませんか?の画像

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