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バルプロ酸処方、「とりあえず」は禁物

2015/07/10
中里信和

 バルプロ酸は誰もが知っている抗てんかん薬です。全般性てんかんへの有効性が特に高く、てんかん診療ガイドラインでも第一選択薬として認められています。てんかん以外にも、躁状態や片頭痛への適応があり、わが国では診療科を問わず広く用いられている薬剤です。

著者プロフィール

中里信和(東北大学てんかん科教授)●なかさとのぶかず氏。1984年東北大学医学部卒。東北大学脳神経外科研修医・同助手、カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部研究員、広南病院臨床研究部長・同副院長などを経て、2010年より現職。国際てんかん連盟ガイドライン委員会委員。

連載の紹介

中里信和の「てんかん科日誌」
有病率は約1%、日本では100万人もの患者がいるといわれるてんかん。その診療はここ数年で激変していますが、最適な治療に出会えずにいる患者の多くは人生を諦めたままでいます。筆者が経験した症例を紹介しつつ、患者の人生を変え得る「てんかん診療の喜び」を伝えます。

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