春が来た。春になると転居や人事異動などで新しい患者が読者の医院の玄関をまたぐ。新規開業の医師や若い先生など、どんどん患者が自分の医院に来てくれて、「うれしい悲鳴」を上げたいと思っている皆さん。この「春先の患者」をしっかりゲットするには、ありきたりの疾患をしっかり診断することが肝要だ。

 何といっても皮膚科のスキルは「一発診断」。snap diagnosisともいうらしい。パッと見て「あぁこれはあれですよ。心配ありません!」とスラッと言えれば、患者は安心する。

 今日はそこで、春先に比較的お目にかかりやすい疾患を取り上げる。さて、以下の症状で小児患者が来院した。診断は何?

春に多い「ジアノッティ症候群」をご存じですかの画像

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