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【第19回】「敵失」への最適な対応法─小児皮膚科編─
ライバル医院が誤診!千載一遇のチャンス?

2015/04/02

 開業医の経営は昨今厳しくなっている。診療報酬は上がらない、ライバル医院は増加する一方。つまり人口は変わらないのに医院の数は増加している、というワケ。収入が減りますね。借金は返せますか? 職員の給料は払えますか? これは困った!

 ライバル医院がなくなればウチは繁盛するのだが……なんてことを考えているアナタ。医院の評価を上げる運命のチャンスが、扉を叩く時がある。ライバル医院が「誤診した」あるいは「患者を治せない」時だ。

 特に小児科領域では、保護者は簡単に医院を「ショッピング」する。ほとんどの自治体には医療費補助制度があり、小児や、地域によっては中学生ですら、窓口負担は数百円、あるいは無料となっている。

 ということは、ある疾患がある医院で治らないと、経済的な負担があまり気にならないため、別の医院にすぐ移ってしまう。「流動化するかかりつけ医」という状況が出来上がる。小児の領域では特にその傾向が著しい。院内ではこんな会話が飛び交う。

連載の紹介

【臨床講座】ドキュメント皮膚科外来
患者はヒタイに病名を書いて来院するわけではない。検査結果を待ってじっくり診断する余裕もない。立ち合い勝負の無慈悲な診療科—それが皮膚科である。教科書に載っていない、皮膚科診療における思考過程を再現してみよう。

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