
喘鳴がある(=ゼイゼイする)から喘息、という判断は少し短絡的な考え方です。患者さんがそう思ってしまうのは仕方がありませんが、医師はそれを鵜呑みにしてはいけません。
ゼイゼイしている状態は、気道のどこかが狭窄して音が発生しているということです。気道が狭くなる疾患は表1のように喘息以外にも多くの疾患が挙げられます。
喘鳴がある(=ゼイゼイする)から喘息、という判断は少し短絡的な考え方です。患者さんがそう思ってしまうのは仕方がありませんが、医師はそれを鵜呑みにしてはいけません。
ゼイゼイしている状態は、気道のどこかが狭窄して音が発生しているということです。気道が狭くなる疾患は表1のように喘息以外にも多くの疾患が挙げられます。
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長尾大志(滋賀医科大学呼吸器内科)●ながお たいし氏。1993年京都大学卒。京都大学胸部疾患研究所で初期研修。住友病院、ブリティッシュコロンビア大学留学などを経て、2005年より現職。11 年から始めた自身のブログ「やさしイイ呼吸器教室」をベースにした書籍『レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室』を13年に刊行した。
2016/02/23
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