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第58回
柳沢吉保は江戸城のcGMP-最近の心不全治療薬

2021/10/01
村川 裕二(村川内科クリニック)

 先日、バイエル薬品の小川さんから「慢性心不全治療薬ベリキューボ(一般名ベルイシグアト)」を紹介されました。
 「可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC;soluble guanylyl cyclase)を刺激→体内の環状グアノシン一リン酸(cGMP)濃度が上昇→主な作用は血管拡張→心不全よくなる」というクスリ。
 cGMP増加を「経口薬で」というところが印象深い。
 で、cGMPをちょっとかじってみました。

著者プロフィール

村川裕二(村川内科クリニック院長)●むらかわゆうじ氏。1981年東京大学卒。83年同大第二内科入局。89年関東中央病院内科、91年東京大第二内科助手を経て2003年帝京大附属溝口病院第四内科助教授。04年同教授。16年中央検査部教授を兼務。20年村川内科クリニック開院。

連載の紹介

村川裕二の「ほろよいの循環器病学」
某医学雑誌で10年以上、循環器病学の連載を続けてきた筆者の名コラムが、場所を移して“新装開店”。堅い話になりがちな最新医学の話題をゆるゆる、まったり解説。穏やかな語り口に引き込まれながら、読みふけってしまう。肩肘はらず、グラスを傾けながら、たそがれ時のお供に。イラストも筆者のオリジナル。

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