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第54回
なんとなく処方していた-ロイコトリエン拮抗薬

2021/06/03
村川 裕二(村川内科クリニック)

 フランス南部マルセイユから「イフ島」までフェリーで20分。
 政治犯の監獄として使われたシャトー・ディフがある。
 船上で『るるぶ』を開く。
 シャトー・ディフは、デュマの小説『モンテ・クリスト伯』の舞台だったと書いてある。
 『モンテ・クリスト伯』の文字を見て、ふと「モンテルカスト」という言葉が浮かんだ。
 「モンテルカスト?」
 スマホでポチポチ調べたら「シングレア」のことだった。
 なんてことを思い出したので、今回はモンテルカストのお話。

著者プロフィール

村川裕二(村川内科クリニック院長)●むらかわゆうじ氏。1981年東京大学卒。83年同大第二内科入局。89年関東中央病院内科、91年東京大第二内科助手を経て2003年帝京大附属溝口病院第四内科助教授。04年同教授。16年中央検査部教授を兼務。20年村川内科クリニック開院。

連載の紹介

村川裕二の「ほろよいの循環器病学」
某医学雑誌で10年以上、循環器病学の連載を続けてきた筆者の名コラムが、場所を移して“新装開店”。堅い話になりがちな最新医学の話題をゆるゆる、まったり解説。穏やかな語り口に引き込まれながら、読みふけってしまう。肩肘はらず、グラスを傾けながら、たそがれ時のお供に。イラストも筆者のオリジナル。

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