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第40回
伝統行事として測っています-活性化部分トロンボプラスチン時間

2020/04/01
村川 裕二(帝京大学溝口病院)

 カテーテル検査や手術の前に、「血液凝固能」を検査する。
 「大出血は困る」から、「当然」と思ってました。
 「耳たぶを傷つけて止血までの時間を測る検査=出血時間」は見なくなった。
 まだ、凝固検査の「プロトロンビン時間(PT)と活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)」は必須です。
 「パブロフの犬」か「伝統行事」か、手が自然にクリックしています。
 PTは分かる。異常なら出血するし。
 しかし、APTTは分からない。何で測るのかなあ。
 今回は凝固機能検査のお話。

著者プロフィール

村川裕二(帝京大学附属溝口病院第四内科・中央検査部教授)●むらかわゆうじ氏。1981年東京大学卒。83年同大第二内科入局。89年関東中央病院内科、91年東京大第二内科助手を経て2003年帝京大附属溝口病院第四内科助教授。04年同教授。16年中央検査部教授を兼務。

連載の紹介

村川裕二の「ほろよいの循環器病学」
某医学雑誌で10年以上、循環器病学の連載を続けてきた筆者の名コラムが、場所を移して“新装開店”。堅い話になりがちな最新医学の話題をゆるゆる、まったり解説。穏やかな語り口に引き込まれながら、読みふけってしまう。肩肘はらず、グラスを傾けながら、たそがれ時のお供に。イラストも筆者のオリジナル。

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