何度も入院している女性患者さん。20歳の娘さんが遅くまで付き添っていました。消灯が近くなって……娘さんがナースステーションにやって来る。ハーハーと速い呼吸で、苦しそう。「お母さんじゃなくて、あたし」看護師さんは「ハイハイ」と慣れた感じで紙袋を渡す。娘さんは袋を口に当てて呼吸を繰り返す。しばらくして落ち着いてニッコリ。こんな様子を見たような記憶。最近、大阪の佐々木達哉先生の著書『循環器疾患ディベートII」(メディカルサイエンスインターナショナル、2018)を読んでいたら、●過換気症候群にペーパーバッグ法はしてはいけない……という話が載っていた。「へー」と思ったので、今回は過換気症候群のお話。

ハーハーしていれば過換気症候群か?の画像

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