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第5回
道頓堀から─グリコーゲン

2017/04/03
村川 裕二(帝京大学溝口病院)

 <大阪→道頓堀→戎橋>とくれば、<両手を挙げてゴールする「グリコの看板」>しか思い浮かばない。
 「ニュース」や「ぶらぶらするテレビ番組」で、「ここは大阪だ」と言いたいときに出てきます。
 関東では「<大阪→グリコの看板>」を連想する人は70%。「鹿児島→桜島」や「香川→うどん」の連想率80%よりは低いけど、「北海道→白い恋人たち」の30%よりは高い。

 グリコのキャラメル
 1922年(大正11年)に<牡蠣のグリコーゲンを入れたキャラメル>として、<大阪の三越百貨店>で売り出されました。
 有名な話だけど、おまけを付けて、いっそう売れました。
 小学校に入るころは「おまけが付いていないアーモンドグリコの方が味は深い」と思ったけど……。
 今回はグリコーゲンをおさらい。

グリコーゲンとは

 懐かしい。
 生化学で習いました。
 <ブドウ糖>がいっぱい集まる→グリコーゲンかでんぷん。
 植物がでんぷんで、ヒトはグリコーゲン。
 ブドウ糖のくっつき方をグリコシド結合といいます。
 1つの結合部位につき、水分子1個が消えます(図1)。

著者プロフィール

村川裕二(帝京大学附属溝口病院第四内科・中央検査部教授)●むらかわゆうじ氏。1981年東京大学卒。83年同大第二内科入局。89年関東中央病院内科、91年東京大第二内科助手を経て2003年帝京大附属溝口病院第四内科助教授。04年同教授。16年中央検査部教授を兼務。20年から客員教授。

連載の紹介

村川裕二の「ほろよいの循環器病学」
某医学雑誌で10年以上、循環器病学の連載を続けてきた筆者の名コラムが、場所を移して“新装開店”。堅い話になりがちな最新医学の話題をゆるゆる、まったり解説。穏やかな語り口に引き込まれながら、読みふけってしまう。肩肘はらず、グラスを傾けながら、たそがれ時のお供に。イラストも筆者のオリジナル。

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