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第27回 アフガニスタン・クンドゥーズ外傷センターの爆撃から1年
命を奪われた現地医師の夢の実現を目指して…
中山 恵美子(救急医)

2016/09/06
国境なき医師団
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 爆撃を受けたのは病院機能の心臓となる救急室、手術室、そして集中治療室であった。そこにあったベッド、医療器材、医師、看護師、患者、全てが跡形もなく焼かれ灰となった。2015年10月3日の深夜、アフガニスタン・クンドゥーズ外傷センターが米軍によって爆撃された事件からまもなく1年。がれきと化したその姿はいまだに事件当日のままの状態で時間が止まったように残されている。唯一その場から動かされたのは人物同定もできないほど黒焦げになって焼死したり、爆撃で手足や頭部を失ったり、逃げるところを上空から銃撃され亡くなった42人の遺体だけだ。

連載の紹介

国境なき医師団が見た世界の医療現場
世界には貧困や紛争、自然災害により、人びとが満足に医療を受けられない地域が依然として存在します。そうした紛争地や被災地で医療・人道援助活動を続ける「国境なき医師団」に参加し、医療活動に従事した医師らが、各国の医療事情や現地での活動内容を伝えていきます。※「国境なき医師団」の活動参加に関する情報はこちら

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