
前回はちょっとマニアック(?)な病原体であるC. difficileを取り上げました。それに関連して、手指衛生(手洗い)の方法についても取り上げました。手指衛生には主に2つの方法があり、石鹸と流水を用いる方法(以下、流水法)と、アルコールなどの擦式速乾性手指消毒薬を用いる方法(以下、すりこみ法)です。今回はこの使い分けについて考えてみたいと思います。
前回はちょっとマニアック(?)な病原体であるC. difficileを取り上げました。それに関連して、手指衛生(手洗い)の方法についても取り上げました。手指衛生には主に2つの方法があり、石鹸と流水を用いる方法(以下、流水法)と、アルコールなどの擦式速乾性手指消毒薬を用いる方法(以下、すりこみ法)です。今回はこの使い分けについて考えてみたいと思います。
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森兼啓太(山形大学医学部附属病院教授、検査部・感染制御部部長)●もりかねけいた氏。1989年東京大学卒。消化器外科医として勤務するうちに感染制御に関心を持つようになる。国立感染症研究所を経て2010年より現職。
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