
2017年はさまざまなコンプライアンス問題が報道された。自動車の完成検査を無資格の従業員が行っていたり、鉄鋼の強度が契約で定められた範囲に収まっていなかったり、タイヤの補強材のデータが書き換えられていたり・・・。おそらく2017年以前にも同じような問題はあったのだろうが、筆者はよく知らない。家にテレビがないせいかもしれないし、新聞を取っていないせいかもしれない(ネットの掲示板ではこういうのを「テレビ持ってないアピール」というらしい)。新聞は一応、以前勤めていた病院の前の蕎麦屋にあるのを、蕎麦をすすりながら読んでいたが、最近引っ越して職場も変わったのでそれもなくなった。ネットニュースも見るには見るが、経済ニュースはどうにも敬遠してしまう。2017年に限って、いわゆるコンプライアンス問題のニュースが筆者の意識に留まったのは、筆者が単回使用問題を考え始めたからだと思う。