皆さん、こんにちは!
今回は背部痛(腰痛含む)のレッドフラッグについて、掘り下げてみましょう。レッドフラッグは医療では「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」を意味します。山の中で分岐点や迷うような場所に「危険を知らせる印」として赤テープや注意喚起の印があるのもレッドフラッグです。「見逃してはいけないサイン」という意味は共通していますね。

図1 主訴<背部痛>の二次元鑑別リストとレッドフラッグ レッドフラッグとは「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」を意味します。主訴毎に鑑別疾患は変わるので、レッドフラッグも変化します。赤字のレッドフラッグは危険度が高いものを指します。(※クリックで拡大表示されます)