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第2回
主訴<背部痛>のレッドフラッグを極める

2018/02/02
望月礼子

 皆さん、こんにちは! 

 今回は背部痛(腰痛含む)のレッドフラッグについて、掘り下げてみましょう。レッドフラッグは医療では「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」を意味します。山の中で分岐点や迷うような場所に「危険を知らせる印」として赤テープや注意喚起の印があるのもレッドフラッグです。「見逃してはいけないサイン」という意味は共通していますね。

図1 主訴<背部痛>の二次元鑑別リストとレッドフラッグ レッドフラッグとは「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」を意味します。主訴毎に鑑別疾患は変わるので、レッドフラッグも変化します。赤字のレッドフラッグは危険度が高いものを指します。(※クリックで拡大表示されます)

著者プロフィール

望月礼子(鹿児島大学救命救急センター・奄美プロジェクト特任講師)●もちづきれいこ氏。2007年大分大卒。自治医科大学附属病院の初期研修で臨床推論の奥深さに触れ、疾患の宝庫である救急へ。今後の夢は、緊急度・重症度の評価で重要な「レッドフラッグ」を救急隊や離島医療、一般市民に広めること。南極で皇帝ペンギンと語り合うこと。救急科専門医。

連載の紹介

患者到着前から始まるエマージェンシー臨床推論
時間との闘いである救急医療は患者到着前、すなわち救急隊からの病院連絡時から始まる。救急隊の情報を基に原因疾患を臨床推論し、患者到着と同時に適切な対応を提供する--。この目標を達成するために必要となる「救急ならではの思考プロセス」を、救急医の望月氏が独自作成した「二次元鑑別リスト」で見える化する。

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