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【連載第14回】
喘息死はもっと減らせる!

2006/10/16

図1 喘息死亡者数の推移(厚生労働省 「人口動態統計」 による)

 「喘息で死ぬことはない」と思っている喘息患者は少なくない。現実に「適切な治療をしないと喘息で死ぬこともある」ということを、患者に必ず説明しておかなければならない。

 わが国の喘息死亡者数は、1999年以前には年間5000~6000人だったが、2000年以降減少し、2005年では3192人となっている(図1)。この喘息死の減少は、吸入ステロイド薬の普及によるものと考えられる。

著者プロフィール

宮川 武彦(宮川医院院長)●みやがわ たけひこ氏。1969年東邦大卒。70年岐阜大医学部第一内科勤務。72年国立療養所岐阜病院(現国立病院機構長良病院)で喘息外来を担当。78年に岐阜市で宮川医院を開業。

連載の紹介

【臨床講座】喘息治療のツボ
過小評価しがちな喘息の診断のポイント、治療の中心となる吸入ステロイド薬とその併用薬の使い方、自己管理を成功させるための患者指導—。シンプルで効果的な喘息治療を進めるためのアドバイスをお届けします。

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