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【連載第6回】
吸入ステロイド薬使用の4つのポイント

2006/08/21

 喘息治療では、吸入ステロイド薬をいかに正しく使って治療の精度を上げるかが最大のツボとなる。そのため、患者に対する吸入指導が極めて重要だ。そのポイントは、(1)適切な用量を、(2)適切なデバイスを使って、(3)正しい吸入方法で、(4)定期的に吸入する、の4点。常にこの4つのポイントをチェックしておくことが必要となる。

(1)適切な用量を投与する
 表1にステップ別の用量を示した。重症度により適正な用量を使用し、むやみに、あるいは漫然と高用量を使用せず、状況に応じてステップダウンすることが大切である。

 外来における喘息患者の大多数は、低用量~中用量の範囲内でコントロールできることが多い。高用量使用による効果は一定レベルで頭打ちになり、長期使用では全身への影響が懸念される。なお、パルミコートの用量については色々見解があるが、私自身はフルタイド・キュバール1に対して1.2~1.5と考えている。

著者プロフィール

宮川 武彦(宮川医院院長)●みやがわ たけひこ氏。1969年東邦大卒。70年岐阜大医学部第一内科勤務。72年国立療養所岐阜病院(現国立病院機構長良病院)で喘息外来を担当。78年に岐阜市で宮川医院を開業。

連載の紹介

【臨床講座】喘息治療のツボ
過小評価しがちな喘息の診断のポイント、治療の中心となる吸入ステロイド薬とその併用薬の使い方、自己管理を成功させるための患者指導—。シンプルで効果的な喘息治療を進めるためのアドバイスをお届けします。

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