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リポート◎コロナ在宅死を防ぐ医療介入を
コロナ訪問診療チーム“KISA2隊”、京を走る
訪問回数2000件、治療終了100人、介入例の死亡は0

写真1 「10年後の次世代に、コロナ環境下で僕たちの世代がどう困難と戦ったのか、胸を張って話せるようにやっていきたい」と語る守上佳樹氏

 京都の街を、コロナ訪問診療チームである通称「KISA2隊(きさつたい)」が走り回っている。チームを率いるのが京都市のよしき往診クリニック院長の守上佳樹氏(写真1)。2017年4月。24時間365日体制の在宅医療診療所を卒後9年目で開業した在宅医療の新旗手の1人だ(関連記事「在宅医療の新旗手たち◎よしき往診クリニック」)。

 その守上氏は、海外の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を踏まえ、日本でも感染爆発が起こり、患者数が激増すれば診療の「主戦場」は在宅になると確信。昨年夏以降、腹案を携えてコロナ対応に当たる関係者にコロナ訪問診療チームの必要性を説明して回った。

著者プロフィール

三和護(日経メディカル編集委員)●みわ まもる。1984年筑波大学大学院医科学修士課程修了。同年日経BP入社。感染症や循環器領域をはじめ、診断エラー学、医師患者関係、心不全緩和ケアなど幅広いテーマに取り組む。共著に『期待されるシルバービジネス』(ダイヤ財団新書)『バイオバンクの展開』(上智大学出版)。

連載の紹介

三和護が迫る「COVID-19の核心」
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全体像を俯瞰。COVID-19対応の問題点に迫り、その解決のために今、何をすべきなのかを考えます。

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