日経メディカルのロゴ画像

10月2日にウェビナーをやります!★新型コロナの第6波に備えよ
品川モデルの進化に必要なこと、それは訪看との連携だ!

 このコラムで何度も紹介している「品川モデル」(関連記事:「品川モデル」統一プロトコールで在宅コロナ患者の重症化予防へコロナ自宅待機者のオンライン診療、医師会一丸で始めます!)。これは、医師会と保健所、薬局が連携して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の在宅療養者を支援するシステムだ。実は、先日、小池百合子都知事に呼ばれ、直々に「品川モデル」を説明させてもらった。小池都知事、薬の名前などよくご存じで、ちょっと驚いた。あと、私はラグビーと庭仕事を趣味にしているのだが、「庭仕事が趣味」との自己紹介にも反応してくれた。

 COVID-19の在宅療養者支援に東京都医師会が「品川モデル」を参考にしてくれているが、品川モデルの肝は、品川区薬剤師会とも全面的に連携している点であることをここで強調しておきたい。われわれ医師がオンラインで診療し処方箋を発行しても、薬局薬剤師の協力がなければ、患者のところに薬は届かない。自宅療養者を支える際は、多職種連携がとっても大事なのだ。

 とはいえ、品川モデルには、弱点がある。訪問看護との連携がない点だ。COVID-19の怖い点としてよく指摘されるのが、自覚症状の乏しさだ。呼吸状態が悪化していても、本人は特に苦しいと感じない。そんな自宅療養者の見つけ出すには、訪問看護ステーションと連携し、実際に健康観察してもらえればすごくいい。と、思っていたら、神戸で在宅療養者の支援をガンガン進めている訪問看護ステーション秋桜の代表取締役を務める龍田章一氏と出会った。

 も~。めちゃ気が合う。なので、今度、一緒にウェビナーをすることにもなったので、ぜひご視聴いただきたい。

著者プロフィール

三浦和裕(三浦医院院長)◎みうら かずひろ氏。2004年帝京大卒。東京警察病院、聖マリアンナ医科大などを経て、2012年より現職。2017年より品川区医師会理事。日本プライマリ・ケア連合学会認定医、日本外科学会認定登録医、がん治療認定医。

連載の紹介

三浦和裕の「地区医師会感染症担当理事のホンネ(折々グチ)」
品川区医師会理事で、感染症も担当する三浦氏。普段、医師会では感染症関連の仕事は皆無だったのが、新型コロナの流行により、区内のPCRセンターの立ち上げなどに奔走し、いつの間にか、日々更新される新たな通知などを熟読し、医師会員向けに整理し直して発信する立場に。そんな三浦氏が、行政やら日本医師会、東京都医師会、学会からの膨大な情報を通読し、自身も発熱患者の診療の最前線に立つ中で感じたこと、疑問に思うこと(時々は愚痴も)を発信します。

この記事を読んでいる人におすすめ