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かかりつけ患者がコロナでホテル療養に!なるべくうまく対応したいが…

 平日の夕方、医師会の甲本先生(仮名)から連絡が来た。

 「ホテル療養患者が困っているんだけど、僕が処方していいのかなぁ?」
 
 そんなこと突然言われたって、私だってどうすりゃいいのか分からない。しかもこんな時間に……。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行しだしてから、私は地区医師会の“コロナ雑用係”のようだ。国や都、日本医師会や東京都医師会からじゃんじゃん送られてくる通知を読解して医師会員に伝える、逆に、今回のような医師会員からの疑問に対応する。もちろん業務外のボランティアだ。この仕事、いつまで続くんだろう……。永遠なのか本当か……と、またもや虚空を見つめてみたり。いやいや、いつまで経っても変わらないものなどない。頑張らねば。

  永遠なのか本当か
  時の流れは続くのか
  いつまで経っても変わらない
  そんな物あるだろうか


 まず、甲本先生が対応を依頼されたのは、こんな患者だ。

著者プロフィール

三浦和裕(三浦医院院長)◎みうら かずひろ氏。2004年帝京大卒。東京警察病院、聖マリアンナ医科大などを経て、2012年より現職。2017年より品川区医師会理事。日本プライマリ・ケア連合学会認定医、日本外科学会認定登録医、がん治療認定医。

連載の紹介

三浦和裕の「地区医師会感染症担当理事のホンネ(折々グチ)」
品川区医師会理事で、感染症も担当する三浦氏。普段、医師会では感染症関連の仕事は皆無だったのが、新型コロナの流行により、区内のPCRセンターの立ち上げなどに奔走し、いつの間にか、日々更新される新たな通知などを熟読し、医師会員向けに整理し直して発信する立場に。そんな三浦氏が、行政やら日本医師会、東京都医師会、学会からの膨大な情報を通読し、自身も発熱患者の診療の最前線に立つ中で感じたこと、疑問に思うこと(時々は愚痴も)を発信します。

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