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第14回
時間帯が決め手! 光による睡眠リズム調整法

2019/10/31
三島和夫(秋田大学精神科学講座)
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 夜型不眠には一般に睡眠薬が効かないため、光やメラトニン(受容体作動薬)をうまく使いこなして睡眠リズムの位相を前進させる必要があります。今回は光の使い方についてご紹介します。

 光には、体内時計(生物時計)の位相を強力に調整する作用があります。しかも無料! 使わない手はありません。ただし、光を浴びる時間帯によって、位相が前進する(早寝型になる)のではなく、逆に後退してしまう(夜更かし型になる)場合があるため注意が必要です。

著者プロフィール

三島和夫(秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座教授)●みしま かずお氏。1987年秋田大学卒。医学博士。秋田大学医学部精神科学講座助教授、米国スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授、国立精神・神経医療研究センター睡眠・覚醒障害研究部部長を経て、2018年より現職。専門は精神医学、睡眠医学、時間生物学。日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事。『朝型勤務がダメな理由』(日経ナショナルジオグラフィック社 、2016)など著書多数。

連載の紹介

三島和夫の「知って得する睡眠臨床」
日本人の5人に1人が悩まされている睡眠問題。眠れない、眠いと訴える患者にどう対処するべきか、医師の悩みも少なくありません。日本睡眠学会の『睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン』を取りまとめた、睡眠医療の第一人者である三島氏が、プライマリ・ケア医が押さえておくべき睡眠障害の診立て方と対処法をやさしく解説します。

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