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第13回
「夜型体質による不眠」を誤診していませんか

2019/09/19
三島和夫(秋田大学精神科学講座)
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 一般に、50歳代以降の不眠は加齢に伴う睡眠構造の変化(深睡眠の減少)がベースにあり、頻尿、疼痛、痒みなどの身体症状を契機として緩やかに出現する場合が多いとされています。一方、20~40歳代の若い世代で見られる不眠の原因としては、うつ病や不安障害などのメンタルヘルス問題、もしくは本日のテーマである「概日リズムの遅れによる入眠困難」の割合が相対的に大きいことが知られています。

著者プロフィール

三島和夫(秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座教授)●みしま かずお氏。1987年秋田大学卒。医学博士。秋田大学医学部精神科学講座助教授、米国スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授、国立精神・神経医療研究センター睡眠・覚醒障害研究部部長を経て、2018年より現職。専門は精神医学、睡眠医学、時間生物学。日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事。『朝型勤務がダメな理由』(日経ナショナルジオグラフィック社 、2016)など著書多数。

連載の紹介

三島和夫の「知って得する睡眠臨床」
日本人の5人に1人が悩まされている睡眠問題。眠れない、眠いと訴える患者にどう対処するべきか、医師の悩みも少なくありません。日本睡眠学会の『睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン』を取りまとめた、睡眠医療の第一人者である三島氏が、プライマリ・ケア医が押さえておくべき睡眠障害の診立て方と対処法をやさしく解説します。

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