すでにご承知の先生も多いと思いますが、さる6月18日、世界保健機関(World Health Organization;WHO)がICD-11を公表しました。約30年ぶりの改訂です。

 ICDの正式名称は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems;ICD)」といいます。保険診療の請求、診療記録の管理、各種診断書などにICD病名を記載する必要があるほか、診断群分類別包括評価(Diagnosis Procedure Combination;DPC)ではICDに準拠した診断付けが必須となっているため、多くの臨床医にとって非常に身近な診断コードになっていますね。

 今回の改訂の目玉の1つとして「睡眠-覚醒障害」が新しい章として設けられたので、その意義について解説します。

ICD-11が登場、睡眠-覚醒障害が目玉に!の画像

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