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第18回 芍薬甘草湯
芍薬甘草湯を活用し尽くす!投与期間には要注意

2022/04/25
松田 正(みさとファミリークリニック院長)

 今回は、これまで連載でも何度か登場してきた有名な漢方薬、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)について解説します。即効性のある漢方薬の筆頭で、知名度では葛根湯(かっこんとう)や五苓散(ごれいさん)とともにベスト3に入るのではないでしょうか。

 これまで取り上げてきた漢方薬は、「副作用に神経質になる必要はありません」というスタンスでご紹介してきました。一方、芍薬甘草湯は安易に使うと副作用が出やすいため、使用する際には十分な注意が必要です。そこさえよく気を付けておけば、西洋薬にはないユニークな効能を得ることができ、他の漢方薬と組み合わせることでさらに有用性が高まる、唯一無二の漢方薬だと感じています。使用の際の注意点と便利な使用法、他の漢方薬とのコラボなどを解説します。

著者プロフィール

松田 正(みさとファミリークリニック[埼玉県三郷市]院長)●まつだ ただし氏。1987年日本大学医学部卒。1991年日本大学大学院医学研究科博士課程修了。1990~92年にかけて米国アイオワ大学心臓血管研究所に留学。日本大学医学部内科学兼任講師を経て、2006年にみさとファミリークリニックを開業。もともと漢方薬は全く使用していなかったが、大野修嗣氏(元日本東洋医学会副会長)との出会いから、漢方の可能性に目覚める。大野氏に師事しながら、頭痛をはじめ内科・小児科領域の様々な疾患に対して漢方薬による治療を実践している。

連載の紹介

松田正の「急性疾患にこそ漢方薬を!」
「漢方薬は急性疾患にこそ有用!」という松田氏が、漢方薬の効果を速やかに引き出す「タイミングと用量のコツ」を交えながら、明日の急性期診療にすぐに役立つ漢方薬の使い方を紹介します。ぜひ読者の先生方にも試していただき、ご感想やより良い使い方のご提案をお待ちしています。

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