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第7回 慢性頭痛
オーダーメイド頭痛診療 Stop!「いつもの薬」

2014/07/04
東京医療センター(現 北里大学医学部地域総合医療学)石川 純也


症例の経過~その1~
 32歳女性、会社員。3年ほど前から、月に1、2回右側頭部に拍動性の頭痛を自覚していた。市販の鎮痛薬で様子を見ていたが、最近効果が落ちていると感じていた。たまたま視聴したテレビ番組でくも膜下出血の特集をしていて、自分の頭痛はその前兆ではないかと心配し、A病院を受診した。
 症状は半日ほど続く片側性、拍動性の頭痛で、嘔気を伴い動作で増悪した。病歴と診察結果から、危険な頭痛ではないことを確認。片頭痛の可能性が高いと説明した上で、頭痛時の頓用としてアスピリン(商品名バファリン)330mgを処方した。また、パソコン業務が多い仕事であることが判明したため、作業時の姿勢に注意し、モニターを長時間見続けないよう指導した。

著者プロフィール

山田康博氏を筆頭に、東京医療センター(東京都目黒区)総合内科の若手スタッフ、シニアレジデントが中心となって執筆を担当。同科臨床研修科医長の尾藤誠司氏らが監修を務める。

連載の紹介

実践!内科メンテナンス外来
第一線のプライマリケアで頻繁に遭遇する疾患を中心に、継続(=メンテナンス)外来診療のポイントを解説。「何となく」やってきた継続外来を見直し、治療内容の変更や介入のポイントなど中心に標準的な治療を検討していきます。

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