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第4回 認知症
認知症患者に出会ったら

2014/03/10
小林正樹(東京医療センター総合内科)


症例の経過~その1~
 82歳女性。夫と二人暮らしで娘は別に住んでいる。1年ほど前から前日のことを忘れることが多くなった。3カ月ほど前から通帳などのしまい忘れがみられるようになり、時には「見つからない、あなたが隠したのでしょう!」と夫のせいにし、怒ることがある。また外にでかけることが多かった人だが、最近はなにかにつけて外出しないようになった。真面目で仕事一筋で生きてきた夫も、怒られることが多くなり疲労感が強くなってきていた。夫から娘への相談も増え、娘と夫が本人をつれてA診療所を受診した。

著者プロフィール

山田康博氏を筆頭に、東京医療センター(東京都目黒区)総合内科の若手スタッフ、シニアレジデントが中心となって執筆を担当。同科臨床研修科医長の尾藤誠司氏らが監修を務める。

連載の紹介

実践!内科メンテナンス外来
第一線のプライマリケアで頻繁に遭遇する疾患を中心に、継続(=メンテナンス)外来診療のポイントを解説。「何となく」やってきた継続外来を見直し、治療内容の変更や介入のポイントなど中心に標準的な治療を検討していきます。

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