82歳女性。夫と二人暮らしで娘は別に住んでいる。1年ほど前から前日のことを忘れることが多くなった。3カ月ほど前から通帳などのしまい忘れがみられるようになり、時には「見つからない、あなたが隠したのでしょう!」と夫のせいにし、怒ることがある。また外にでかけることが多かった人だが、最近はなにかにつけて外出しないようになった。真面目で仕事一筋で生きてきた夫も、怒られることが多くなり疲労感が強くなってきていた。夫から娘への相談も増え、娘と夫が本人をつれてA診療所を受診した。
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山田康博氏を筆頭に、東京医療センター(東京都目黒区)総合内科の若手スタッフ、シニアレジデントが中心となって執筆を担当。同科臨床研修科医長の尾藤誠司氏らが監修を務める。
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