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第1回 甲状腺中毒症(バセドウ病を中心に)
抗甲状腺薬のステップアップとステップダウン

2014/01/09
山田康博(東京医療センター総合内科)
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 32歳女性。3カ月ほど前から、買い物に出かけて階段を上るくらいでも動悸を感じるようになった。発汗も多い。もともと貧血気味のためそのせいかと思っていたが、夫から「首回りが腫れている」と指摘され、症状が治まらないためA病院を受診した。甲状腺はびまん性に腫大し、圧痛はなし。眼球突出は認められなかった。バセドウ病が疑われたが、症状からは甲状腺クリーゼまで来してはいないと思われた。バセドウ病の可能性について説明を行い、採血検査と動悸症状に対してインデラル30mg/日を処方し1週間後に再診を予定した。

著者プロフィール

山田康博氏を筆頭に、東京医療センター(東京都目黒区)総合内科の若手スタッフ、シニアレジデントが中心となって執筆を担当。同科臨床研修科医長の尾藤誠司氏らが監修を務める。

連載の紹介

実践!内科メンテナンス外来
第一線のプライマリケアで頻繁に遭遇する疾患を中心に、継続(=メンテナンス)外来診療のポイントを解説。「何となく」やってきた継続外来を見直し、治療内容の変更や介入のポイントなど中心に標準的な治療を検討していきます。

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