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European Respiratory Journalから
縦隔気腫を合併したCOVID-19の致死率は高い

2022/04/26
倉原優(近畿中央呼吸器センター)

 重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)例においては、肺が脆弱になっていることから、他疾患同様、人工呼吸器の設定によっては圧損傷(Barotrauma)によって縦隔気腫を起こすリスクが高いとされています1)

 今回紹介するのはEuropean Respiratory Journalに掲載された、「COVID-19における縦隔気腫:重症COVID-19肺炎のフェノタイプか? 英国POETICサーベイの結果(Pneumomediastinum in COVID-19: a phenotype of severe COVID-19 pneumonitis? The results of the United Kingdom [POETIC] survey.)」(Melhorn J, et al. Eur Respir J. 2022 Feb 10;2102522.)です。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」で論文の解説やエッセイを執筆。著書は『ねころんで読める呼吸』シリーズ、『本当にあった医学論文』シリーズ、他多数。

連載の紹介

Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する医師。呼吸器診療に携わる医療従事者が知っておくべき薬や治療、手技の最新論文の内容を、人気ブログ「呼吸器内科医」の著者が日々の診療で培った知見と共に解説します。呼吸器診療の最先端を学べる臨床連載です。

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