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COPD患者のCOVID-19は死亡率が2倍
Int J Chron Obstruct Pulmon Disから

2021/03/09
倉原優(近畿中央呼吸器センター)

 私の勤務する近畿中央呼吸器センターは、その名の通り呼吸器疾患の患者さんが多数来院します。そのためもあって、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者さんの中でも呼吸器系合併症がある人を優先的に割り振られている気がする……。もちろん、これは気のせいかもしれませんが。

 慢性呼吸器疾患がベースにある患者さんは、やはりCOVID-19の死亡リスクが高いようです。特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合、COVID-19にかかると、ほぼほぼ急性増悪と同じ状況に陥るため、全身性ステロイドは必須です。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」を基に『ねころんで読める呼吸のすべて』(2015年)、『咳のみかた、考えかた』(2017年)などの書籍を刊行している。

連載の紹介

Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する医師。呼吸器診療に携わる医療従事者が知っておくべき薬や治療、手技の最新論文の内容を、人気ブログ「呼吸器内科医」の著者が日々の診療で培った知見と共に解説します。呼吸器診療の最先端を学べる臨床連載です。

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