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気胸の術後再発が多いのは男性? 女性?
General Thoracic and Cardiovascular Surgery誌から

2020/08/04
倉原優(近畿中央呼吸器センター)

 気胸っていうと「男性」というイメージがありますが、女性でも時折経験します。女性特有の気胸として、月経随伴性気胸やリンパ脈管筋腫症などによる続発性気胸があります。では、男女で気胸の臨床像はどれほど違いがあるのでしょうか。

 今回、日本の気胸診療において中心的な役割を果たしている日産厚生会玉川病院(東京都世田谷区)から、かなりの数の気胸症例をまとめた報告があったので紹介したいと思います。

 紹介するのは、General Thoracic and Cardiovascular Surgery誌に掲載された「性別は原発性自然気胸の臨床像に影響を与えるか?(Does a gender have something to do with clinical pictures of primary spontaneous pneumothorax?)」という論文です(Tsuboshima K, et al. Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2020 May 27. doi: 10.1007/s11748-020-01388-1.)。ちなみにGeneral Thoracic and Cardiovascular Surgery誌は、日本胸部外科学会の学会誌です。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」を基に『ねころんで読める呼吸のすべて』(2015年)、『咳のみかた、考えかた』(2017年)などの書籍を刊行している。

連載の紹介

Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する若手医師。呼吸器診療に携わる医療従事者が知っておくべき薬や治療、手技の最新論文の内容を、人気ブログ「呼吸器 内科医」の著者が日々の診療で培った知見と共に解説します。呼吸器診療の最先端を学べる臨床連載です。

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