
チオトロピウム臭化物(商品名:スピリーバ)のレスピマット製剤は、現在のCOPDの治療選択肢の1つです。抗コリン薬を吸入することで気管支収縮を抑制し、1秒量を底上げすることができます。長い目でみれば、吸入抗コリン薬はCOPD患者の生存率すら向上させるというデータもあります。近年、スピリーバが喘息に保険適用されるようになり、ステップ4の重症喘息で処方される機会が増えてきました。
チオトロピウム臭化物(商品名:スピリーバ)のレスピマット製剤は、現在のCOPDの治療選択肢の1つです。抗コリン薬を吸入することで気管支収縮を抑制し、1秒量を底上げすることができます。長い目でみれば、吸入抗コリン薬はCOPD患者の生存率すら向上させるというデータもあります。近年、スピリーバが喘息に保険適用されるようになり、ステップ4の重症喘息で処方される機会が増えてきました。
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倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」で論文の解説やエッセイを執筆。著書は『ねころんで読める呼吸』シリーズ、『本当にあった医学論文』シリーズ、他多数。
2022/06/30
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