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Respirology誌から
IPFの咳嗽はガンコ!

2017/07/07
倉原優(近畿中央胸部疾患センター)
IPFの咳嗽はガンコ!の画像

 特発性肺線維症(IPF)の咳嗽って結構ガンコで、よくある鎮咳薬を処方してもなかなかよくなりません。IPFの患者さんの70~85%が年単位の慢性咳嗽を有しているとされています1)。IPF患者さんの咳嗽を24時間にわたって記録した珍しい研究があり、これによれば1時間あたり平均9.4回の咳嗽を発していたとされています2)。一方、膠原病関連間質性肺疾患ではそこまで咳嗽はひどくないとされています。その差を調べたのが今回のChengらの研究です。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」を基に『ねころんで読める呼吸のすべて』(2015年)、『咳のみかた、考えかた』(2017年)などの書籍を刊行している。

連載の紹介

Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する若手医師。呼吸器診療に携わる医療従事者が知っておくべき薬や治療、手技の最新論文の内容を、人気ブログ「呼吸器 内科医」の著者が日々の診療で培った知見と共に解説します。呼吸器診療の最先端を学べる臨床連載です。

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