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Chest.誌より
「気流制限がない」気腫肺、見過ごされている潜在的COPD

2017/01/20
倉原優(近畿中央胸部疾患センター)
「気流制限がない」気腫肺、見過ごされている潜在的COPDの画像

 COPDは喫煙者において1秒率が70%を下回ることが診断の根拠とされています(気流制限や気流閉塞と呼びます)。さて、最近こうした気流制限が認められない気腫肺、というのがCOPD界でのトピックになっています。「気流制限のないCOPD」と書くと定義上おかしなことになってしまいますね、心筋虚血のない心筋梗塞、四次元ポケットのないドラえもん、みたいな。いや、ドラえもんは違うか。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」を基に『ねころんで読める呼吸のすべて』(2015年)、『咳のみかた、考えかた』(2017年)などの書籍を刊行している。

連載の紹介

Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する若手医師。呼吸器診療に携わる医療従事者が知っておくべき薬や治療、手技の最新論文の内容を、人気ブログ「呼吸器 内科医」の著者が日々の診療で培った知見と共に解説します。呼吸器診療の最先端を学べる臨床連載です。

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