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Am J Respir Crit Care Med誌から
外科的肺生検の死亡率は何%?

2016/08/19
倉原優(近畿中央胸部疾患センター)
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 外科的肺生検は、びまん性肺疾患を診療する医師にとって重要な位置付けです。しかし、リスクはつきもの。中には生検後に死亡する例もわずかながら存在します。こう聞くと、診断目的のためだけに肺生検を受け、亡くなってしまうようでは本末転倒であると患者さんは感じるでしょう。外科的肺生検がどのくらいリスクが高いものなのかを呼吸器科医は認識しておかねばなりません。過去に複数の研究グループが外科的肺生検の死亡率を調べていますが、死亡率は以下の表のような感じです。思っていたより多いと感じるでしょうか。

著者プロフィール

倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」を基に『ねころんで読める呼吸のすべて』(2015年)、『咳のみかた、考えかた』(2017年)などの書籍を刊行している。

連載の紹介

Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ
倉原氏は、呼吸器病棟で活躍する若手医師。呼吸器診療に携わる医療従事者が知っておくべき薬や治療、手技の最新論文の内容を、人気ブログ「呼吸器 内科医」の著者が日々の診療で培った知見と共に解説します。呼吸器診療の最先端を学べる臨床連載です。

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