
現在、喘息に対してオマリズマブ(商品名:ゾレア)とメポリズマブ(商品名:ヌーカラ)という2種類の抗体医薬品が使用できます。オマリズマブはIgEに対するモノクローナル抗体、メポリズマブはIL-5に対するモノクローナル抗体です。いずれも内服ではなく、注射する必要があります。また薬価も軽視できないほど高いため、高額療養費制度を使えるような人、経済的に余裕のある人、行政から何かしらの経済的補助がある人に使うことが多いように感じます。
現在、喘息に対してオマリズマブ(商品名:ゾレア)とメポリズマブ(商品名:ヌーカラ)という2種類の抗体医薬品が使用できます。オマリズマブはIgEに対するモノクローナル抗体、メポリズマブはIL-5に対するモノクローナル抗体です。いずれも内服ではなく、注射する必要があります。また薬価も軽視できないほど高いため、高額療養費制度を使えるような人、経済的に余裕のある人、行政から何かしらの経済的補助がある人に使うことが多いように感じます。
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倉原優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター呼吸器内科)●くらはら ゆう氏。2006年滋賀医大卒。洛和会音羽病院を経て08年から現職。自身のブログ「呼吸器内科医」で論文の解説やエッセイを執筆。著書は『ねころんで読める呼吸』シリーズ、『本当にあった医学論文』シリーズ、他多数。
2022/06/30
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