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【連載第23回 腹痛とショックの症例】
22歳女性、夜間に急に下腹部痛が出現

2006/12/01

症例
 22歳女性が夜中に急に下腹部痛が出現したとのことで救急外来を受診した。悪心・嘔吐、下痢はなく、既往歴も特にない。最終月経は20日ぐらい前とのことである。
 来院時、血圧:80mmHg/触診、心拍数110回/分、意識レベル:清明、SpO2:99%(5L/分マスク)、体温:36.6℃であった。眼瞼結膜には貧血が見られ、下腹部正中部に圧痛および反跳痛が認められた。担当医は至急で腹部エコーを施行したところ、ダグラス窩とモリソン窩にFluid collectionが認められた。

Q1:問診で聞かなければならないことは?
Q2:次に行う検査は?
Q3:診断は?

著者プロフィール

河野寛幸(ERプロジェクト)●こうの ひろゆき氏。1986年愛媛大卒。福岡徳洲会病院救急総合診療部、救急センター長、福岡和白病院救急センター長を経て、2006年4月、救急医学教育のためにERプロジェクトを設立。

連載の紹介

【臨床講座】救急初期診療の12のポイント
救急疾患の中には、見逃すと致死的なものが少なくない。緊急的対応が求められる心血管系疾患と全身的主訴疾患を中心に、診断のポイントや初期治療のコツを紹介する。

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