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【連載第5回 急性冠症候群の症例】
65歳男性、急な胸痛で救急車にて搬入

2006/07/28

症例
 65歳の男性が、約20分前に自宅で急に絞やく感を伴う胸痛が出現したため、救急車で搬入された。冷汗、悪心も認められた。このようなエピソードははじめてのことだった。数年前に高血圧を指摘されたが放置していた。
 血圧:140/90mmHg、心拍数:80回/分、意識清明、SpO2:99%(5L/分マスク)、体温:36.7℃、心音・肺音に問題はなく、12誘導心電図1)は以下の通りであった。
Q:診断と治療法は?

著者プロフィール

河野寛幸(ERプロジェクト)●こうの ひろゆき氏。1986年愛媛大卒。福岡徳洲会病院救急総合診療部、救急センター長、福岡和白病院救急センター長を経て、2006年4月、救急医学教育のためにERプロジェクトを設立。

連載の紹介

【臨床講座】救急初期診療の12のポイント
救急疾患の中には、見逃すと致死的なものが少なくない。緊急的対応が求められる心血管系疾患と全身的主訴疾患を中心に、診断のポイントや初期治療のコツを紹介する。

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