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第2回 「薬を飲み忘れる」「3回分まとめて飲む」患者への向き合い方
薬を指示通りに飲んでくれない患者にどう話すか

2019/12/03
岸見 一郎
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 今回は、医師の指示通りに薬を飲まない患者に服用の必要性をどう説明すればいいか、どのようにいえば指示した通りに服薬してもらえるかを考えてみましょう。

 当然ながら医師は、なぜ服薬の必要があるのか、どのように服用しなければならないかわかっています。ところが、患者が自分の指示通り薬を飲むだろうと思っていたところ、思うような効果が出ていないのでたずねると、「よく飲み忘れる」とか、朝と昼に飲み忘れた時は夜にまとめて三回分飲むというような話を聞くことになります。

著者プロフィール

岸見 一郎●きしみ いちろう氏。1956年京都生まれ、京都在住。1987年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門である西洋古代哲学と並行して、アドラー心理学を研究。2013年に古賀史健氏との共著で刊行した『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)は、200万部に迫るベストセラーに。精力的に執筆・講演活動を行っており、著書に『アドラー心理学入門』『幸せになる勇気』など多数。

連載の紹介

岸見一郎の「患者と共に歩む心構え」
こんな時、患者にどう向き合えばよいのか。患者の思いをどのように受け止め、どんな言葉を掛けるのか――。日常診療の中で直面する様々な場面において、対等な人間として患者と「共に歩む」ための心構えを、哲学者でありアドラー心理学を解説したベストセラー『嫌われる勇気』の著者である岸見一郎氏が、医療機関でのカウンセラーとしての経歴や、心筋梗塞治療を受けた患者としての経験なども交えつつ解きほぐしていきます。

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