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ついに移転!パワーアップした新・救クリに乞うご期待

2022/01/26
木川 英(川越救急クリニック)

 もう1月も下旬になってしまいましたが、遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。本連載も、2014年2月の開始から丸8年を迎えようとしています。ここまで長く続けてこられたのも、読者の皆様のおかげです。改めましてお礼申し上げます。

 救クリを受診される患者さんにも、この連載を定期的に読んでくださっている方がいます。微力ながらも世間への影響力があることを身にもって感じています。今後も、救クリで起こった出来事を中心に、読者の皆様が関わる臨床現場にも何らかの形で役立てられるような内容をお届けできればと思いますので、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

 さて、新年を迎えてから予想通りというか案の定というか、新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るっています。以前から散々、いつか来るだろうと言われていた「第6波」の真っただ中です。とはいえ、次の波が来ることが分かっていても、多くの人がどこか高をくくっていた部分があると思います。

 海外でも多数の感染者数を記録しており、厳重警戒している地域もある一方で、以前のように各国の大都市でロックダウンをするような事態には陥っていないようです。日本では、ここ埼玉県をはじめとする多くの地域で、例によって中途半端な「まん延防止等重点措置」が適用されました。個人的には、感染を抑え込むのか経済優先なのか、相変わらずのどっちつかずの政策だと感じてしまいます。

 それでも、ワクチンの3回目接種が始まっていることや、経口薬モルヌピラビル(一般名ラゲブリオ)が承認され、パクスロビド(ニルマトレビル・リトナビル)も迅速に承認する動きがあるなど、何とか新型コロナと戦える武器を備えつつあることは、かなり評価されて良いのではないでしょうか。

 先日、私もその3回目のワクチン接種を受けたのですが、左上肢の痛みはさることながら、1回目、2回目とも異なり、かなり初期段階で全身倦怠感と悪寒が出現しました。その後も頭痛があり、なかなかハードな副反応だと感じました。後述のように救クリはこの1月に移転作業を行っており、ちょうど休診している時期で助かったというのが正直な感想です。接種翌日は、とても仕事できる状態ではありませんでした。

著者プロフィール

木川英(川越救急クリニック副院長)●きがわ あきら氏。2005年東海大学医学部卒。茅ケ崎徳洲会総合病院(現:湘南藤沢徳洲会病院)初期研修医を経て、08年救急医を志し八戸市立市民病院救命救急センターに勤務。13年から現職。

連載の紹介

木川英の「救急クリニック24時」
全国有数の”救急過疎地”サイタマに開業した救急専門の診療所に助っ人としてやって来た木川氏が、現場で感じた地域医療の問題、患者側の問題、医療経営の問題等々を綴ることで医療界に一石を投じる。

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