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コロナと熱中症の二重苦に疲弊する救急現場

2020/09/15
木川 英(川越救急クリニック)

 遅い梅雨明けの途端に異常な暑さが始まった8月。その8月の終わりに、安倍晋三首相が辞任するというニュースが飛び込んできました。私個人としては、安倍首相はコロナ禍の中、立派に職務に当たっていたと感じましたが、同時に、様々な方面からの批判も絶えませんでしたね。では他の誰かが務めたとして、安倍首相の対応よりも良い対応ができたかは神のみぞ知るものであり、誰が務めても難しい局面だったでしょう。このような形での辞任はまさに断腸の思いだったと思います。

 首相の交代ですぐに医療体制に影響が出るわけではないのですが、医療機関は診療報酬や指定感染症などの関係で国策に左右される部分も大きいので、政治に無関係ではいられません。

著者プロフィール

木川英(川越救急クリニック副院長)●きがわ あきら氏。2005年東海大学医学部卒。茅ケ崎徳洲会総合病院(現:湘南藤沢徳洲会病院)初期研修医を経て、08年救急医を志し八戸市立市民病院救命救急センターに勤務。13年から現職。

連載の紹介

木川英の「救急クリニック24時」
全国有数の”救急過疎地”サイタマに開業した救急専門の診療所に助っ人としてやって来た木川氏が、現場で感じた地域医療の問題、患者側の問題、医療経営の問題等々を綴ることで医療界に一石を投じる。

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