花粉の舞う季節になりましたが、世間では相変わらず新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話題一色ですね。様々な情報が飛び交っていますが、もはや新規の情報はあまりなく、いい加減この話題も収束してもいいような気がしています。あとは迅速検査キットと対症療法薬ができれば、インフルエンザと同じくくりの疾患になるのではないかと思いますので、その日が来ればさすがに世の中も落ち着いてくることを期待したいです。
救クリでも、新型コロナウイルスへの感染を心配して受診する方がいますが、院長と私の見解を伝えると大半の患者さんは納得して帰宅されます。いかに不要な情報に振り回されているのかが垣間見えます。この話題で何か書こうかとも思いましたが、日経メディカル Onlineでも高名な先生方の記事がたくさん掲載されていますので、救クリは救クリ流の話題提供をしたいと思います。
3月4日の「第20回救急・災害医療提供体制等の在り方に関する検討会」で、救急救命士が働く環境の整備について、ある程度骨格が決まりました。
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著者プロフィール
木川英(川越救急クリニック副院長)●きがわ あきら氏。2005年東海大学医学部卒。茅ケ崎徳洲会総合病院(現:湘南藤沢徳洲会病院)初期研修医を経て、08年救急医を志し八戸市立市民病院救命救急センターに勤務。13年から現職。

連載の紹介
木川英の「救急クリニック24時」
全国有数の”救急過疎地”サイタマに開業した救急専門の診療所に助っ人としてやって来た木川氏が、現場で感じた地域医療の問題、患者側の問題、医療経営の問題等々を綴ることで医療界に一石を投じる。
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