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痛みは5番目のバイタルサイン

2018/05/09
木川 英(川越救急クリニック)
痛みは5番目のバイタルサインの画像

 5月になりましたね。五月病という言葉があるように、色々と悩ましい季節になりました。某5人グループの痛いニュースも世間をざわつかせています。

 今回はそんな5にまつわる話です。血圧、脈拍、呼吸数、体温に次ぐ第五のバイタルサインは何でしょうか。

 医療面接や身体診察のバイブルである『ベイツ診察法』に、「pain(疼痛)が5番目のバイタルサイン」との記載があります。

 「痛みは我慢するもの」「痛みで死ぬことはない」といわれていたように、かつて日本では痛みに耐えることが美徳とされてきました。

 しかし前回お伝えしたように、「痛み」は救急車要請理由の第1位です。痛みが主訴なのに、検査値だけ良くしても患者さんは満足しないでしょう。

 先日、そんな痛みを訴える患者さんが当院にやって来ました。

著者プロフィール

木川英(川越救急クリニック副院長)●きがわ あきら氏。2005年東海大学医学部卒。茅ケ崎徳洲会総合病院(現:湘南藤沢徳洲会病院)初期研修医を経て、08年救急医を志し八戸市立市民病院救命救急センターに勤務。13年から現職。

連載の紹介

木川英の「救急クリニック24時」
全国有数の”救急過疎地”サイタマに開業した救急専門の診療所に助っ人としてやって来た木川氏が、現場で感じた地域医療の問題、患者側の問題、医療経営の問題等々を綴ることで医療界に一石を投じる。

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