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搬送された「意識障害」の年齢別原因と転帰

2018/04/20
木川 英(川越救急クリニック)
搬送された「意識障害」の年齢別原因と転帰の画像

 すっかり春ですね。今回は例年より早く桜が咲き、私の花粉症もそれとともに悪化傾向です(苦笑)。

 前々回(今、我々は医療崩壊のど真ん中にいます)にお伝えした地域の病床満床問題も季節柄、一時的に解消していますが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ことなく現場から声を上げ続けて、現状を変えていきたいと思っています。

 そんな新年度早々、看過できない出来事が話題となりました。京都府舞鶴市で行われた大相撲春巡業の土俵上で舞鶴市長が挨拶中に倒れた際、救命処置を施した女性に土俵から降りるよう場内放送で促した件です。

 薬師寺泰匡先生をはじめ、色々な方々やメディアが問題として挙げていますので、私は市長が卒倒したことに着目したいと思います。

 市長は結果的にクモ膜下出血だったようですが、卒倒すなわち「意識障害」は救急車要請件数で第2位の理由になっています。第1位は何かしらの「痛み」だそうです(東京消防庁「救急活動の現況」より)。

著者プロフィール

木川英(川越救急クリニック副院長)●きがわ あきら氏。2005年東海大学医学部卒。茅ケ崎徳洲会総合病院(現:湘南藤沢徳洲会病院)初期研修医を経て、08年救急医を志し八戸市立市民病院救命救急センターに勤務。13年から現職。

連載の紹介

木川英の「救急クリニック24時」
全国有数の”救急過疎地”サイタマに開業した救急専門の診療所に助っ人としてやって来た木川氏が、現場で感じた地域医療の問題、患者側の問題、医療経営の問題等々を綴ることで医療界に一石を投じる。

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